きゅんきゅんdiaryその14

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3月6日、本日ご来館いただいた皆様、ありがとうございました!!

さて前回に引き続き卒業論文「歴史的変遷から考察する、現代和太鼓の役割」について触れていこうと思います。

このテーマで研究していくにあたり、まずはタイトル通り和太鼓の歴史を片っ端から探っていきました。これがまた大変すぎて、、、
というのも、全然先行研究や資料がない!!
そのような中、古事記や日本書紀、平安時代における律令制度の資料などから、少しずつ太鼓の姿を抽出し、なんやかんや紆余曲折があった結果、和太鼓の特性について3つの考察にたどり着きました。

➀柔軟性
今となっては楽器、エンタメのツールとしての役割を持つ和太鼓ですが、その実、時代によってさまざまに役割を変えながらこれまで残ってきているんです。例えば、情報伝達の手段だったり、権力者の威厳を示す象徴だったり、、、

➁対外関係
日本の伝統楽器である和太鼓ですが、その起源をたどると平安期には中国から伝わった太鼓が宮廷音楽の中心に置かれました。また江戸期の鎖国によって日本国内で独自の文化が発達し、歌舞伎に代表される舞台芸能で和太鼓が用いられたりと、国内外の情勢が和太鼓に大きく影響しているといえます。

③伝統性への疑問
和太鼓と聞くと、疑いなく日本の伝統というイメージを持つ人が多いかもしれませんが、現代において大衆の眼に触れる和太鼓の多くは戦後に勃興した創作太鼓であり、「伝統」という言葉の定義から疑う必要があるかもしれません。


間を省略しまくったので、わかりにくい点が多々あると思いますが、大体こんな感じです(笑)

次回からはもっと訳が分からない話がやってくると思いますが、お付き合いください!

次回は3月10日(日)にお待ちしております!!

【3/6(水) 14:30〜】和太鼓Burn<初級>

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齋藤 隼

【自己紹介】

みなさんこんにちは! 一緒に健康なココロ・カラダを手に入れましょう! そして和太鼓という日本の伝統楽器が、皆様の健康を、そして皆様の生活を支えるような存在になれたらうれしく思います!

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