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KANA-BOON「DOPPEL」-二番煎じではない、表裏一体の力作-

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DOPPEL
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51MUQERULVL.jpg

DOPPEL」は、2013年10月にリリースされた「KANA-BOON」の1stフルアルバムです。

KANA-BOONにとってメジャーでの最初のアルバムとなったDOPPELですが、この珍しいタイトルに込められた思いとこのアルバムの魅力を紹介していきたいと思います。

・過去と今が交差する「DOPPEL」

タイトルになったDOPPELとは、ドッペルゲンガーなどの「二面性」を表す言葉です。

このタイトルについて、ギターボーカルの谷口は、

「もう一人の自分という意味を込めた。過去の僕らと今の僕らという意味で。」

引用: Wikipedia

と語りました。

また、DOPPELにはコピーや写しという意味があり、自分達が二番煎じと呼ばれることに抵抗があるとも語っていました。

このDOPPELには、KANA-BOONの意地と決意が込められていたのです。

 

そのDOPPELを一言でまとめると、柔らかいギターロックです。

全曲を通してギターが前面に出ていますが、歪みも強くないし音が優しいので圧迫感は全く感じません。

ギターボーカルの谷口の優しい声色にも非常によく合っていますね。

・「DOPPEL」の楽曲解説-前半戦-

ここから、DOPPELの楽曲に触れていきたいと思います。

 

1曲目はアップテンポで軽快なビートの「1,2 step to you」です。

ギターの細かく正確なカッティング奏法にはいきなり驚かされました。

空間系のエフェクターの使い方も上手く、ギターの音が綺麗に広がっていますね。


バンドなのにMVにはバンドの演奏シーンが無く、ドラマ仕立てにした作品になっています。

 

2曲目にはギターリフから始まる「ワールド」を持ってきました。

この曲はドラムが刻む裏打ちのリズムと軽快なギターのアプローチが気持ち良いですね!

2分55秒と短い曲なので、もっと聴いていたいと思ってしまいました。

 

 

3曲目はMVも制作された「ウォーリーヒーロー」が登場します。

KANA-BOONの初めてのメッセージソングになったウォーリーヒーローは、16分のリズムでノリの良い楽曲です。

ギターの古賀が歌の後ろでオシャレなフレーズを入れてくるのがたまりませんね。


こちらはバンド演奏がしっかり入っているMVです。

 

4曲目には更に爽やかな「MUSiC」が収録されています。

ミドルテンポでシンプルなビートで聴きやすいなと思っていた矢先、サビ前に凄く難しいキメがあって、KANA-BOONの演奏力の高さを思い知りました。

シンプルな曲でも、こうしてしっかりとメリハリを入れてくるので、よく練って曲作りしているんだなと感じます。

 

ここまではアップテンポでノリの良い曲を中心に選曲されています。

曲同士の繋がりがとても良いので、リピートやシャッフルではなくこの順番で聴いていって欲しいですね!

 

5曲目は「東京」という曲です。

東京は、ここまでのアップテンポで軽快な楽曲とは少し異なり、どこか切ないミディアムテンポのロックバラードになっています。

ギターボーカルの谷口がこの曲を感情的に歌い切っていて非常にカッコ良いですね!

・「DOPPEL」の楽曲解説-後半戦-

折り返しとなる6曲目は、再び裏打ちのビートが心地良い「白夜」を用意しました。

ギターロック全開と言わんばかりに、ギターの古賀が凄いプレイをしていますね。

 

そのままの流れで7曲目の「目と目と目と目」へと繋がります。

ドラムをやや打ち込みのような音に加工し、ボーカルもわざとピッチ補正ソフトでPerfumeのようなケロケロ声にしたりと遊び心が垣間見える曲です。

 

原曲は自主制作シングルに収録されているのですが、それを今回新たにエレクトロ風にアレンジにしています。

ギターロックだけでなくエレクトロも簡単にこなしてしまうとは、とても新人バンドとは思えませんね。

 

 

8曲目はシングルにもなっている「盛者必衰の理、お断り」です。

しかし、KANA-BOONはユニークなタイトルの楽曲が多いですね(笑)


歌詞の中に「じゅげむ」を入れてしまっているのは予想外でした。

また、得意の裏打ちビートから一転して変拍子を混ぜてくるなど、奇想天外な楽曲ですが非常にインパクトがありますね!

 

そのままアルバムは9曲目の「夜をこえて」、10曲目の「羽虫と自販機」、ラストの「A.oh~」と続いていきます。

夜をこえてはミディアムバラード、羽虫と自販機はストレートなロック、ラストのA.oh~は裏打ちビートを混ぜたKANA-BOONお得意の楽曲と勢いをつけたままアルバムは終わります。

・「DOPPEL」のまとめ

今回はKANA-BOONのメジャー1stアルバムとなったDOPPELの紹介をしました。

このアルバムで分かる通り、KANA-BOONはライブでも非常に盛り上がる楽曲を得意としています。

 

DOPPELを聴いてKANA-BOONのサウンドにハマった方は、是非一度ライブ会場へ足を運んでみましょう!

ファンを楽しませてくれること間違いなしです。

 

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