輪の音(CD)を独断と偏見で紹介しています

輪の音-元ベーシストによるCD紹介-

m:a.ture ま-も

m:a.ture「end roll」-此処に留まる事に疲れた-

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出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41cj5eEj7wL.jpg

end roll」は、2011年9月にリリースされたm:a.ture(マチュア)の3rdアルバムです。

インディーズの雄」の異名を持つm:a.tureはハードロック、プログレッシブ、ヴィジュアル系、色々なテイストをふんだんに取り入れているとてもカッコ良いバンドです。

私も今に至るまで色々なバンドの楽曲を聴いてきましたが、ここまで衝撃を受けたのは最初にロックに目覚めた時以来でした。

私は、これから何十年とこのアルバムを聴いて生きていくのだろうと予測しています。

そんな名盤と呼べるend rollについて、精一杯紹介させていただきます。

m:a.ture「end roll」の幅広い音楽性


とにかく、最初にこのアルバムのクロスフェードを聴いて下さい。

1曲目のインスト曲から始まり、2曲目にはいきなりアルバムタイトル曲の「end roll」が登場します。

意味深なタイトルとは裏腹に非常にポップで軽やかな楽曲に仕上がっていて、私達を歓迎してくれます。


楽曲は軽やかですが、MVはまたその軽やかさを裏切ってくれますね。(注意:若干グロい表現が含まれます)

そこから急降下するかのように、3曲目の「波動関数上のAim」は、m:a.tureらしいアグレッシブでプログレッシブな楽曲になっています。

波動関数上のAimは、ライブでも人気になっている曲ですね。


非常にカッコ良いです。

映像を観て、このボーカルに何となく見覚えがある方もいるのではないでしょうか?

m:a.tureのギターボーカルを担当する「桜村眞」はニコニコ動画出身のロックバンド「et nu」(えぬ)のギタリストであり、「和楽器バンド」では町屋名義でギターとサイドボーカルを担当しています。

ボーカリストとしてだけでなく、ギタリストとしてもその圧倒的なテクニックで話題になっていますね。

 

話を戻して、その後もm:a.tureらしい楽曲が続いていきます。

4曲目のアトリエは若干ダークさを感じながらも、アコースティックギターの音がそれをうまく中和してくれています。

m:a.tureにはキーボードとアコースティックギターを演奏するメンバーがいるので、ハードな曲を歪んだギターでガンガンなアレンジばかりする必要がないのです。

 

end rollm:a.tureのアルバムの中でも比較的ポップな楽曲が多いアルバムなので、普段ハードロックや変拍子の楽曲を聴きなれていない方にもおススメのアルバムです。

・「end roll」の中の注目曲と桜村眞

このアルバムの楽曲はどれも素晴らしいのですが、私が特に好きなのが、8曲目に収録されている「Refrain」です。

スローなテンポのバラードで、温かいベースの音が印象的な楽曲になっています。

この曲の歌詞の内容が

ここに留まることに疲れた

夢は見るべきじゃなかった

全部投げ出したいけど、それができる程強くない

また迷って繰り返している

そういう世界観になっています。

勿論、フィクションかノンフィクションかは本人しか分かりませんが、ここまでストレートに書き綴った歌詞を私は知りません。


サビで感情が爆発している感じが素晴らしいです。

もし、自分が大好きなミュージシャンがこういった内容の歌詞を書いたら悲しむファンもいるかもしれません。

でも、それを分かった上でRefrainを発表した事が、凄いなと感じました。

・m:a.tureのその後と「end roll」のまとめ

現在m:a.tureは表立った活動はしていませんが、仲が悪くなったとか、そういう話ではありません。

メンバーそれぞれ別のバンドや別の活動で修行をしています。

リーダーの桜村眞は、
m:a.tureはライフワーク
と名言している程、m:a.tureの活動を大切にしています。

初めてm:a.tureを聴くという方には、是非このend rollから聴き始めて欲しいです。

普通にありそうで、でもどこにも無かった音がここにあります。

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