輪の音(CD)を独断と偏見で紹介しています

輪の音-元ベーシストによるCD紹介-

わ-ん 和楽器バンド

和楽器バンド「ボカロ三昧」-世界へ発信するボカロ曲のカバーアルバム-

更新日:


出典: http://img.hmv.co.jp/image/jacket/400/56/7/4/729.jpg

ボカロ三昧」は、2014年4月にリリースされた「和楽器バンド」のボカロ曲のカバーアルバムです。

和楽器バンドのメジャーデビュー作品でありボカロ曲のカバーアルバムとして話題になったこの作品について、詳しく解説していきたいと思います。

・和楽器バンドはなぜカバーアルバムを作ったのか?

リーダーでボーカルの鈴華ゆう子が「和楽器バンド」を作った目的の一つに、「日本の伝統楽器を世界に広げたい」という思いがありました。

そこで、今の若者に和楽器の魅力を知って貰うために、まずは若者に人気のボカロ曲のカバーを発表することから和楽器バンドはスタートしたのです。

 

2014年4月に発売したメジャーデビューアルバム「ボカロ三昧」も、あえてのカバーアルバムなりました。

メンバーの演奏技術の高さ、和楽器、更にボカロ曲のカバーという異例の組み合わせは大きな話題になり、ボカロ三昧はデビューアルバムながらオリコンチャートで最高5位にランクインし、いきなりのヒットを記録します。

 

この異例の活動方法にネットでは賛否両論あり

「オリジナル作れないの?」

「ボカロ曲を食いものにしている」

などと書かれることもありましたが、決して和楽器バンドの活動がブレることはありませんでした。

・アルバム「ボカロ三昧」の聴き所はここだ

その注目のアルバムボカロ三昧ですが、ボカロ曲として人気の「天樂」からアルバムが始まります。

天樂は尺八のソロから始まるアレンジに変わっているので、より和楽器の印象が強くなりますね。

 

そして、3曲目にはベースの亜沙が作曲した人気のボカロ曲「吉原ラメント」を持ってきました。

吉原ラメントは江戸の吉原を舞台にした物語になっているので、和楽器のアレンジが非常によく合う楽曲です。

 

9曲目にはギターとサイドボーカルをしている町屋がメインボーカルを務める「Episode.0」を収録しています。

これがこのアルバムボカロ三昧に非常に良いスパイスとして効いていますね。

 

アップテンポとバラードを織り交ぜながらアルバムは進み、最後は「千本桜」で華やかに締めくくっています。

・和楽器バンドの「千本桜」

千本桜は人気ボカロPの「黒うさ」が作曲した曲で、ニコニコ動画の歌ってみたや演奏してみただけでなくテレビCM等でも使われいる有名な曲です。

和楽器バンドがまだボカロ三昧を発売する前にこの千本桜のMVを動画投稿サイトにアップし、その再生数は脅威の6000万再生を突破したのです。

千本桜は一躍和楽器バンドの名前を日本中、そして世界に広めた曲になりました。

 

津軽三味線と和太鼓の軽快なリズムから始まり、一気に疾走感のあるバンドサウンドにチェンジして曲に勢いをつけているので、とてもノリやすいアレンジに仕上がっていますね。

2015年4月に、和楽器バンドは地上波初登場となる「ミュージックステーション」に出演しましたが、この時も演奏したのはこの千本桜でした。

・「ボカロ三昧」のまとめ

今回は和楽器バンドボカロ三昧の紹介をしました。

ボカロ三昧の発売以降、和楽器バンドは完全オリジナルバンドとして加速していきます。

 

デビューアルバムながらこのアルバムで最後となるかも知れない和楽器×バンド×ボカロの異色の組み合わせ、是非とも楽しんでいただきたいです。

-わ-ん, 和楽器バンド
-, , , , , , , ,

Copyright© 輪の音-元ベーシストによるCD紹介- , 2017 All Rights Reserved Powered by STINGER.